おはようございます!こんにちは!こんばんは!
ネザーランド♀飼いの侑空-yua-です。
うさぎ飼いにとって究極の選択。
それは避妊・去勢手術をするかしないか。
犬猫は当たり前のようにしているこの手術。
うさぎはそこまで浸透していないのが現状です。
でも、避妊手術に関しては犬猫以上に必要性が高いって知ってましたか?
今回は避妊手術をしない!と決めていたのに、手術をすると決めた経緯をお伝えします。
手術をするかどうか悩んでる人にこういう考え方もあるよということが伝わればいいなと思います。
うさぎの子宮がん発症率は高確率
うさぎを飼っている人なら聞いたことがあるかもしれません。
メスのうさぎは病気になる可能性が高い
私も斗空-toa-を飼う前から知っていたこの事実。
だからずっとオスを探していました。
病気になるとわかっているのに飼うのが怖かったんです。
オスだから病気にならないという保証はないですが、確率の話です。
そりゃあ低いほうがいいに決まってる。
ですが、斗空を見た瞬間にこの仔だ!と思いました。
小学生の頃に飼っていたミニウサギになんだか似ていたんです。
なんだか目が離せなくなりました。
でも、斗空はメス。
めちゃくちゃ悩みました。
2~3時間、斗空の前で悩み続けました。
その間もどれくらいの確率で病気になるのか調べました。
調べて調べまくって決断しました。
メスでもこの仔がいい!!
気持ちが揺らぐことがなかったのでお迎えしました。
私の中でそれくらいメスを飼うことには葛藤がありました。
メスうさぎの子宮がん発症率 4歳から50% 5歳になると80%に上がる
4歳になってないから子宮がんにならないというわけではありません。
2歳でも子宮がんになっているうさぎさんはいます。
1歳でもいるかもしれません。
ただ年齢が上がると発症率はあがるということです。
4歳からシニアと呼ぶ獣医さんもいます。
そんな4歳になると子宮がん発症率は50%と言われています。
5歳になると80%に上がります。
50%ということは2羽いたら1羽は子宮がんということ。
半分が病気になるということなんです。
逆に言えば半分が病気にならないということですよね。
だから、手術をするか迷うんです。
「うちの仔はきっとならない方の半分のはず!」
「健康な体にメスを入れるのはちょっと・・・」
色んな思いが錯綜すると思います。
麻酔で死んでしまう確率も高い
ヒト:1/10000の確率
犬猫:1/5000
うさぎ:1~2/100
これだけみるとうさぎの確率が異様に高いのがわかります。
でも、これはうさぎの避妊手術が進んでいないことが原因でもあります。
犬猫は小さいときに手術を受けることが多いですよね。
うさぎは7~8歳という高齢期に受けざるを得ない状態で手術を受ける事が多いんです。
そうするとやはり麻酔から目が醒めない確率が多いようです。
あとは、うさぎの手術をしているところが少ないというのも原因だと思います。
この確率を見ると手術を躊躇してしまいますよね。
私はそうでした。
小さくても麻酔から目が醒めないことはあります。
長生きしてほしくて手術を決めたのに麻酔で死んでしまうなんて悲しすぎる。
そんなの耐えられない!!!
ということでずっと手術から逃げてました。
偽妊娠を繰り返している
新婚旅行の際に『うさぎのしっぽ』に斗空をあずけてました。
お迎えに行ったときに店長さんに言われたんです。
偽妊娠してるだろうなとは思ってました。
よくマフマフ抜いてるし、草を食べるだけじゃなくてケージ内に撒き散らしてる。
巣作りしてるなこれは!って感じてました。
ただ、それが本当に偽妊娠かどうかは曖昧でした。
店長さんに言われて納得したという感じ。
偽妊娠を繰り返している仔は避妊手術をした方がいいというのを聞いたことがありました。
それを店長さんに質問しました。
その仔は7歳で避妊手術したの
手術をすると毛がダラダラ抜けて体力消耗する
太りやすくもなる
半分は病気にならないから
難しいですよね
体力消耗する。太りやすくなる。
今まで以上にしっかりと見てあげないといけないってことですね!
このとき初めて偽妊娠をしてるとわかり、避妊手術をどうするか本格的に考え始めました。
血尿が出ている
最初は色が濃くなったなぁという程度らしいです。
それがどんどん赤くなってもうすでに子宮がんになっていると鮮血のような赤いとのこと。
斗空にいたっては特に濃いなと思ったことはありませんでした。
ただ手術する日の朝。
なんだかとても濃い尿をしている気がしました。
おしっこシートのメーカー変えたからそう見えたのかな?という感じでした。
もっとしっかりと日頃から尿の色もチェックしておけばよかったなと思いました。
4歳になったから健康診断に連れて行った
ネットで調べるしかない状況だと情報の取捨選択が難しくなります。
実際に手術を受けたうさぎ飼いさんのレポートを読んでみても小さい頃に受けている分しか出てこず、不安はまったく消えませんでした。
一人で悩んでいていも仕方がないのでプロの目でしっかりと見てもらおうと思い病院へ。
病院を探すのも一苦労でした。
うさぎ専門の病院が少ないこと少ないこと・・・
うさぎ“も”治療してくれる病院はあるのですがメインは犬猫。
そういうところに行くのは違うなぁと思い、専門でなくてもうさぎをしっかり診てくれるところを探しました。
そして見つけた病院。
千葉県八千代市にある病院です。
公式サイトを見るとうさぎの診療をしっかりとしているのがよくわかるサイトでした。
車で1時間かかる場所でしたがここしかないかなと行ってきました。
賛否両論すぎていくのが怖くて^^;
獣医さんの話とうさぎの様子をみて決断
健康診断で行ったウッズペットの病院。
避妊手術するかを悩んでいることを問診票に書きました。
直接先生とお話して決めましょうということになりいざ診察へ。
子宮がん発症率を細かく説明してくださったり、歯のことを教えてくださったりととても丁寧でした。
そしてなにより斗空がそんなにビビってなかったのが大きかったです。
今まで2つの動物病院に行ったことがあるのですが、どちらも全く動かずぬいぐるみのようになっていました。
それが家と変わらない行動をしていたんです。
直感的にここなら斗空もそんなにストレスがたまらないんじゃないかと思いました。
やっぱり長く生きてほしい
4歳になってシニアと呼ばれる域に達した斗空。
これから先も一緒に時間を過ごしていきたい思いは年々強くなっています。
そのためにも避妊手術はするしかないんだなという気持ちに先生の話から感じました。
早い段階に手術していたら術後の回復は早い。
やっぱりもっと早くすべきだったかなとも思いました。
でも、私にそんな勇気はなかった。
一番失いたくない相棒がいなくなるのが怖かったからです。
先程も書いたように麻酔で死んでしまったら・・・
ウッズペットの病院の先生は麻酔事故は起こしたことがないとおっしゃってました。
あっても言わないと思いますが自信があるように見えました。
だから、もうここでお願いするのが私達の未来の為だ!とおもいました。
これは出会いとタイミングなのかもしれません。
今しなかったらもうしない気がしました。
今しなきゃいけない!そんな気がしたんです。
多分飼い主だったら感じると思いますこの直感。
だって、一番うさぎさんと過ごしているんですから。
避妊手術をすると決めて
元気な体にメスをいれることへの抵抗はまだありました。
それでも斗空が今後苦しまない為に決断しました。
歳を重ねてから手術ということになるともっともっと斗空が辛くなる。
それは何がなんでもイヤでした。
今まで受けさせなかった私が言うのもおかしな話ですが・・・
改めて子宮がん発症率を調べたり、歳を重ねてからの手術の状況を聞くと早めに受けることがいいと痛感しました。
受けさせないという選択もありだと思います。
受けたからといってその先絶対病気にならないわけではありません。
子宮がん以外の病気になる可能性は残っています。
ただ一つの要因を消しただけです。
受けても受けなくてもしっかりとみてあげることには変わりありません。
うさぎさんにとって何が一番いいのか。
それだけのことです。
お金がないから受けられない。
こんなこと言う人は飼わないでください。
本当に。
お金を理由にする人は動物を飼う資格はないと思います。
というわけで、遅くなりましたが4歳で斗空は避妊手術を受けました。
いきものを飼うということは少なからずお金がかかります。
そこに少しでも不安があるのなら飼わない方がいいと私は思います。
手術をするしないは飼い主それぞれの考えがあるのはわかっています。
ただその理由がお金というのは何か違うなと思いました。
コメントを頂きましたので追加しました(2020.9.25)
おまけ:健康診断の翌日に手術することに
まさかの展開でした。
明日!?
そうなんです。
健康診断の翌日に手術になりました。
心の準備ができてません。
あまりにも突然過ぎました。
でも、今しかないと思ったのでうけました。
前日には血液検査だけしました。
血液検査の結果は良好。
特に以上はありませんでした。
アミラーゼ多かったけどw
ちなみに、とにかく落ち着かなかったのは私です。
信用できる病院は早めに見つけておくのがいいですね!
私みたいに直前に探すからダメなんです。
もっと小さいときからかかりつけ医が決まっていたらここまで不安にはならなかったかもしれません。
とにもかくにも避妊手術どうするか。
迷ったら獣医さんに聞いてみましょ!!
プロの意見大事!!!
でも頑張ったけぴ!!
早く元気になるけぴ!!!
お金がない人が飼うのはそんなに悪い事ですかねぇ。
避妊手術をしなくても最期まで看取ってあげられればいいんじゃないでしょうか?お金がないとペットって飼えないんですか?とても不愉快です。
常識的に考えてペットを飼うのにお金が掛かるのは普通に考えれば分かる事です。
貴方はペットとはいえ一つの命を預かっていると言う意識はないのですか?
このブログに書いてあるのは避妊手術をする事で家族と言えるペットの今後起きるかもしれない病気のリスクを減らせると言う事です。
避妊手術をしないで寿命まで生きる子もいれば途中で病気になる子もいます。最後まで看取ると書いていらっしゃいますが自分の家族が防げたかもしれない病気で苦しみながら亡くなってしまうかもしれないのですよ?
あの子飼いたーい・飼ったけどお金ないから病院とか行かなーい・病気になっちゃいました(涙目) こんなんじゃ飼われた子が可愛そう過ぎません?
そうならない為にも充分な余裕が無ければペットは飼わない方がいいですよ?別に不愉快な部分も無くブログ主さんは真っ当な事言ってると思いますけど。
最後にもう一度言いますが、ペットとはいえ一つの命を預かってるんですからね?自分が不愉快・お金無いからで命を軽視しないでください
こんにちは、あくまでも私の考えですが、ペットを飼うってこと自体が既に不自然なことだと思っています。色んな思いでペットを人は飼いますがそれ自体が人間のエゴです。
では、不自然なことの中でペットたちは飼い主に癒やしをくれますよね?では飼い主はそれに対して責任をお返しするべきです。
ペットは元々大自然のなかで長生きするものもいれば天敵に食べられたり病で死にます。それは大自然の中でのローテーションだからです。
けど不自然なことで私達はペットを迎えいれるわけですから
責任をもてないのなら飼わない方が得策です。
私も昔、お金がないのにペットを飼い、病院に連れて行くのが遅くなり死なせてしまいトラウマになりました。
飼うということは責任であり、不自然なことなんですよ。
お金があるなしは確かにペットを飼う上で重要になると思います。
コメントありがとうございます。
確かにペットを飼うということは不自然で人間のエゴですね。
その中で迎え入れたペットを家族として接していく責任を負うわけですから、やはりお金がなくてというのは違うかなと思います。
まみさんのように病院に行くのが遅れて死なせてしまったという過去があるとなおさらそう感じるのではないかなと思いました。
昨日、うさぎの避妊手術をし、手術中の急変で最愛のうさぎを亡くしました。悲しくて悲しくて、後悔してもしきれず、手術した方が良かったのか、がんになってから考えたら良かったのか(定期検診は受けていたので)考えがついていけません….。
すみません突然。
色々調べてはどうすればよかったのか後悔するばかりです
避妊手術をしたから今後病気に絶対ならないというわけではないので難しいですよね。体が小さいので手術の負担もありますし・・・
最愛のうさぎさんの為に決断したのにって・・・って思ってしまいますよね(>_<) 最愛のうさぎさんがお月様にいってもたくさん調べて考えてくれていることきっと嬉しく思ってると思います。 どの選択がよかったのかそれは誰にもわかりませんが、よもぎママさんと過ごした時間はきっと楽しくて幸せだったんじゃないかなと思いました!!
私もお金がないです
でも、うさぎをたくさん診ている獣医師さんによると「ある一定の年齢を過ぎたメスのうさぎさんの子宮にはかなりの確率で異常がみられる」という事実はあるようです
手術のリスクと病気のリスクを天秤にかけたとき、病気のリスクが高いのであれば、お金がかかっても(自分の衣食住削っても)手術を選びます
家にペット(うさぎ4匹(羽))いること自体不自然、医療を受けさせることも不自然でしょうが、不自然なことをやっている者としての責任と義務があるような気がします
声を出せない彼女の代わりに、獣医さんとは精一杯相談してできる限り疑問点は解消しますがね
くまこさん、コメントありがとうございます。
返信が遅くなり大変申し訳ありません。
うちのうさぎがお世話になっている獣医さんもかなりの確率で子宮などに異常がみられるので避妊手術をお勧めしています。
他の獣医さんも言ってる方は多いですよね。
手術を何歳くらいでするのかにもよって麻酔の影響などもあって変わってきますが、それでもやはりメスに関しては手術をした方が長く生きられる可能性は高いですよね。
くまこさんのおうちには4羽のうさぎさんがいらっしゃるんですね!
ペットに医療を受けさせることが不自然という考えもありますが、苦しんでいるのに見ないふりもできないですもんね。
少しでも苦しんだり痛いことが少ない人生になるように寄り添うのが飼い主の努めかなと私は思っています。
信頼できる獣医さんと相談して疑問点解消できるのならくまこさんのおうちのうさぎさんたちは幸せですね!
うちの娘は4才です。
1才の時に手術しました。代金は50000弱しました。
鬱滞も17000円です。
お金💰が無ければペットは飼えません。
医療費掛けられないなら飼う資格ないと思ってます。
ネットで癌の手術に19万円かかった方の話しを読んで
決断しました。
食費なども結構かかるけど毎日癒やしてもらえるので
寿命を全うするまで後悔のないように過ごすつもりです。
葬儀の会社も、もう調べて決めています。
トモちゃんさん
コメントありがとうございます。
ペットの医療費は病院によって違ってくるので、同じ病気でもかなり高額になるところもありますよね。
それがなくても基本は高いと覚悟しておかないとですよね(>_<) 私も同意見です。 医療費かけられないなら飼うべきではないですよね。 葬儀の会社も決めておられるんですね(^^) 長生きしてほしいですが必ずその時は来ますもんね。 私もチェックしておきます。